迷子迷子迷子!どうして僕があんなヤツを探さないといけないのかが分からない!いくら女王の命令だからといって何故僕が!使用人に任せれば良いものを! 数分前僕はアリスのもとに向かおうとしたのにヒステリー女王に捕まった。確かに迷子にしては今回は時間が長すぎる。だけど何故僕が!(女王が言うには、僕がさぼりすぎだと言うけれど、貴方だってさぼっているじゃないですかと僕は言いたくなった。)(いつか殺す。)そうして僕は迷子の迷子のエース君を探すことになった。迷子と方向音痴は死ねば良いのに、と僕は思った。
探し始めて数時間、ようやくエースを見つけたが、彼は彼で木の根元で熟睡していて僕は更に殺意を抱くことになった。「死ね」発砲。すぐさま起きて弾丸を避けるエース。死ね。だけど当の本人は大きなあくびをしながら笑っていた。
「あっれーペーターさん久しぶりー」
「久しぶりですね。二度と顔を見たくなかったのですが」
「うーんそうかそうかー、でも照れる必要はないよー受け止めてあげるから」
「死ね」発砲。
「あっぶないなあっはっはっは」
そうしてエースは僕のもとに来た。汚い。よるな。
「でもさあペーターさん、いくら照れてるからって銃はないよね銃はー」
「・・・じゃあ、なんだというのです」発砲。発砲。発砲。
「やっぱり、寝起きにはキスじゃないとね」
隙をつかれて、
な、
「おはようペーターさん」
死ねと言う言葉が出てこないほどに僕はあきれ返ってしまった。汚いなどと、考えられないほどに。